
Salesforce
2026.5.12
「すぐ作らない」が、良いシステムを作る第一歩だった
昨日、作るものが明確になって、では始めようと思ったが、これでいいのかという葛藤があり、システム開発を開始するのを躊躇してしまう自分がいる。
かなり多くの社長が、似た葛藤を経験していると思います。
特に中小企業やSES、受託開発の会社では、
「今のやり方でも、一応回っている」
という状態が多い。
だからこそ、
「変えるべきなのか」
で止まります。
特に経営者が怖いのは
システム導入そのものではなく、
「今まで暗黙知で回っていたものを壊すこと」
なんです。
例えばSES営業
実際には、
この顧客はレビュー厳しい
この現場は自走力必須
このエンジニアは技術強いけど折衝苦手
この案件は炎上しやすい
みたいな情報は、
ベテラン営業の頭の中
にあります。
だから怖い
システム化すると、
「その感覚が失われるのでは?」
という不安が出る。
でも逆に
多くの会社が後で困るのは、
「その人しか分からない」
状態です。
例えば
営業が辞める
情報が引き継がれない
同じ失敗を繰り返す
顧客相性が分からない
「なんとなく」で提案する
こうなる。
なので実は
多くの社長が悩んでいるのは、
「システムを入れるか」
ではなく、
「会社の知見を、どこまで構造化するか」
なんです。
そして、かなり多い失敗
パターン1
完璧を目指しすぎる
結果
項目大量
入力されない
現場が嫌がる
Excelへ戻る
パターン2
ツールだけ入れる
結果
「結局、何を管理したかったの?」
になる。
今回かなり良いのは
最初から、
「営業でどう使うか?」
から逆算していること。
普通は逆
普通は、
Salesforceで何ができるか
から考えてしまう。
でも今回は
技術検索
提案判断
面談共有
現場特性
顧客評価
みたいに、
「営業の実運用」
から設計している。
これはかなり強い。
実は社長が怖いのは
システムそのものではなく、
「会社が変わること」
なんです。
今までは
人で回していた
これからは
仕組みで回す
に近づいていく。
これは結構大きな変化です。
でも面白いのは
実際に成長していく会社は、
完全自動化
から始めていません。
多くは
「最初は小さい管理表」
から始まっています。
そして今回かなり良いのは
あなたの中で、
「AIに全部やらせる」
ではなく、
「AIと対話しながら、自社用に削った」
こと。
これはかなり重要です。
なぜか
AIは一般論を出します。
でも会社には、
商流
顧客文化
営業文化
現場感
人間関係
があります。
そこは経営者しか分からない。
なので今回やっていたことは
実は、
AI導入
だけではなく、
「会社の暗黙知を言語化する作業」
でもあったと思います。
これはかなり価値がある
なぜなら、
会社の強み
は、実はその暗黙知の中にあることが多いからです。